新連載
朝日新聞で池澤夏樹の連載小説が始まります!
8月1日より朝日新聞朝刊で池澤夏樹が小説「また会う日まで」を連載します。
戦前戦中に海軍水路部で海図の製作などを担った秋吉利雄が主人公です。
秋吉利雄は実在の人物で、池澤夏樹の父福永武彦の叔父にあたります。
「秋吉利雄を主人公にすると決めた理由は、三つの資質があるから。まず子どもの頃から敬虔なキリスト教徒。次に海軍軍人。そして天文学者でした。これらが、いかに彼の中で混じり合っていたか、あるいは戦いあっていたか。親族から提供された手紙なども含め、膨大な資料があります。ファクトを尊重しながらその隙間を創作で埋める。いかに彼の内面を推察するかが工夫のしどころです。」(7月23日朝日新聞朝刊・作者の言葉より)
挿絵は、「氷山の南」「アトミック・ボックス」でもタッグを組んだ影山徹さんです。
乞うご期待!