共著・編著/対話
ぜんぶ本の話
はじめて読んだ本をおぼえていますか?
ページをめくれば溢れだす、しあわせな時間と家族の思い出。
さあ本の国へ旅にでよう――。
文学者の父・池澤夏樹と声優、エッセイストの娘・池澤春菜のふたりが、「読書のよろこび」を語りつくした対話集です。
「本は生きもの」と語る父。「読書の根本は娯楽」と語る娘。
児童文学からSF、ミステリーまで、数多くの本を取り上げ、その読みどころと楽しみかたを伝えます。
池澤家の読書環境やお互いに薦めあった本、夏樹さんの父母(春菜さんの祖父祖母)である作家・福永武彦や詩人・原條あき子について等、さまざまな話題が登場。
さらに巻末にはエッセイ「福永武彦について」(池澤夏樹)、「ぜんぶ父の話」(池澤春菜)も特別収録しています。
【登場する作家と作品(一部)】
E・ファージョン『ムギと王さま』、E・ケストナー『エーミールと探偵たち』、サンテグジュペリ『星の王子さま』、R・アームストロング『海に育つ』、K・ヴォネガット・ジュニア『スローターハウス5』、W・ギブスン『ニューロマンサー』、A・マキャフリー『歌う船』、松本清張『点と線』、C・オコンネル『ゴーストライター』、J・ル・カレ『スマイリーと仲間たち』、福永武彦『死の島』、『マチネ・ポエティク詩集』……
作品情報
< 目次 >
まえがき
I 読書のめざめ 児童文学1
II 外国に夢中! 児童文学2
III 大人になること 少年小説
IV すべてSFになった SF1
V 翻訳書のたのしみ SF2
VI 謎解きはいかが? ミステリー
VII 読書家三代 父たちの本
エッセイ 父の三冊
福永武彦について 池澤夏樹
ぜんぶ父の話 池澤春菜
あとがき
本書に登場する主な書籍
発売日:2020年6月30日
発行:毎日新聞出版
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この作品のレビュー
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公開:2020年07月08日 - 最終更新:2022年09月25日