小説
静かな大地
北海道の原野で繰り広げられる、アイヌと和人の美しくも悲しい物語。
池澤夏樹の祖先の記憶。
短い繁栄の後で没落した先祖たちのことを小説にするのは、彼らの物語を聞いて育ったぼくの夢だった(池澤夏樹)。明治初年、淡路島から北海道の静内に入植した宗形三郎と志郎。彼らとアイヌの人々の繁栄と没落をえがく壮大な叙事詩。日本近代が捨てた価値観を複眼でみつめる、構想10年の歴史小説。第3回親鸞賞受賞作。
作品情報
< 目次 >
煙の匂い
最初の夏
鮭が来る川
札幌官園農業現術生徒
鹿の道 人の道
フチの昔話
戸長の婚礼
函館から来た娘
栄える遠別
砂金掘り
チセを焼く
神威岳
馬を放つ
あの夕日
遠別を去る
文庫版所収の解説なし
発売日:2014/07/01
発行:株式会社ixtan
製作・発売:株式会社ボイジャー
impala e-books:800円入手困難
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この作品のレビュー
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公開:2015年09月21日 - 最終更新:2019年06月24日