エッセー
春を恨んだりはしない 震災をめぐって考えたこと
中公文庫
我々の背後には死者たちがいる
薄れさせてはいけない。あの時に感じたことが本物であるーーー罹災者の肉声、災害と国民性、ボランティアの基本原理、エネルギーの未来図・・・・・・。東日本大震災の被災地を歩き、震災を多面的にとらえて大きな反響を呼んだ唯一無二のリポート。
鷲尾和彦による写真16点を収録。 その後の東北をめぐる「東北再訪」、文庫本のためのあとがきを新たに収録。
作品情報
< 目次 >
1 まえがき、あるいは死者たち
2 春を恨んだりはしない
3 あの日、あの後の日々
4 被災地の静寂
5 国土としての日本列島
6 避難所の前で
7 昔、原発というものがあった
8 政治に何ができるか
9 ヴォルテールの困惑
書き終えて
東北再訪
文庫版のためのあとがき
発売日:2015/1/25
出版社:中央公論新社
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公開:2016年01月18日 - 最終更新:2019年03月22日