エッセー
現代世界の十大小説
今は小説の時代だ。
ぼくたちが生きているこの世界を、文学はどう説明し、どう表現するのか——
モームの名エッセイ『世界の十大小説』から半世紀以上を経た今、現代世界をよりよく理解するために池澤夏樹が選んだ十大小説。ガルシア=マルケスから石牟礼道子まで、その魅力や仕掛け、作者の意図するものを読み解く先に、世界の今が暴かれる。NHK出版新書版と同時発売。
作品情報
< 目次 >
序 章 世界文学を再定義する
第1部「民話」という手法
第1章 マジックなリアリズム──ガブリエル・ガルシア=マルケス『百年の孤独』
第2章「真実」だけの記録──アゴタ・クリストフ『悪童日記』
第2部「枠」から作り直す
第3章 恋と異文化──ミルチャ・エリアーデ『マイトレイ』
第4章 名作を裏返す──ジーン・リース『サルガッソーの広い海』
第5章 野蛮の復権──ミシェル・トゥルニエ『フライデーあるいは太平洋の冥界』
第3部「アメリカ」を相対化する
第6章 国境の南──カルロス・フエンテス『老いぼれグリンゴ』
第7章 アフリカに重なるアメリカ──ジョン・アップダイク『クーデタ』
第8章 正しい生きかたを探す若者──メアリー・マッカーシー『アメリカの鳥』
第4部「体験」を産み直す
第9章 消しえない戦争の記憶──バオ・ニン『戦争の悲しみ』
第10章 闇と光の海──石牟礼道子『苦海浄土』
発売日:2014/12/11
発行:株式会社ixtan
製作・発売:株式会社ボイジャー
impala e-books:650円入手困難
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この作品のレビュー
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公開:2015年09月21日 - 最終更新:2019年06月24日