cafe impala|作家・池澤夏樹の公式サイト

cafe impala|作家・池澤夏樹の公式サイト

共著・編著

フライデーあるいは太平洋の冥界/黄金探索者 (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 Ⅱ-09)

池澤夏樹=個人編集 世界文学全集

著者:ミシェル・トゥルニエ、J・M・G・ル・クレジオ
翻訳:榊原晃三、中地義和

太平洋の孤島で遭難したロビンソン・クルーソーとフライデーのもう一つの物語と、南の島で海賊の財宝を探索した父祖の記憶をノーベル賞作家がたどり直した自伝的長篇。

『フライデーあるいは太平洋の冥界』―南海の孤島で遭難したロビンソンは、島を開拓し、食料の備蓄に努めるが、野生人フライデーの登場によってその秩序は一瞬のうちに崩壊する。文明と野蛮を双子のように描いた哲学小説。『黄金探索者』―失われた楽園を取り戻すため、父の遺した海賊の地図と暗号文を手がかりに、ぼくは終わりなき財宝探索の旅に出る。2008年ノーベル文学賞受賞作家による、魅惑に満ちた自伝的小説。

 

〈ぼくがこの作品を選んだ理由 池澤夏樹〉

「フライデーあるいは太平洋の冥界」

『ロビンソン・クルーソー』は哲学小説である。正確に言えば、枠としての漂流記に入れられた中身としての哲学である。ぼくを含む多くの作家がこの枠を利用して自分の哲学を語った。トゥルニエのこの作品はその中でも最も成功した例だ。

「黄金探索者」

南の島で海賊が隠した黄金を探す。少年向けの冒険小説のようなこのテーマをル・クレジオは純正な叙事詩として書いた。これは鳴り響く海の物語であり、彼自身の祖父の物語である。あるいは無謀な夢の記憶といってもいい。その夢を作者と読者は共有する。

作品情報

発売日:2009/4/11
出版社:河出書房新社

フライデーあるいは太平洋の冥界/黄金探索者 (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 Ⅱ-09)
単行本:2,800円販売中
購入する:

この作品のレビューを投稿しませんか?

cafe impala では、読者のみなさんのレビューを募集しています!
» レビューについて

レビュー投稿ガイドライン

  • 投稿は400字以上を目指してください。
  • 投稿いただいたレビューは、cafe impala 編集部の承認後、サイトに表示されます(投稿後、すぐに表示はされません)。
  • サイトに表示されたレビューは、impala.jp 内の複数媒体 [単行本版/文庫本版/impala e-books (電子書籍)版] に共通して掲載される場合があります。
  • 投稿レビューの著作権は、投稿された方にあります。ご自身のレビューは、後日他のサイト等でも利用することができます。
  • 投稿に際して入力していただく個人情報は、cafe impala の制作運営に関連するcafe impala編集部、impala e-books編集部、株式会社ボイジャーからの連絡に限り利用させていただきます。

* が付いている欄は必須項目となりますので、必ずご記入をお願いします。

この作品のレビュー

レビューはありません。

公開:2015年11月03日 - 最終更新:2019年03月18日