エッセー
パレオマニア-大英博物館からの13の旅
古代妄想狂(パレオマニア)を自称する男が
大英博物館で気に入った収蔵品を選び、
それらが作られた土地を訪ねる、
知的興奮に満ちた旅。
大事なのはいいものが残ること。作者の名がなくてもそれ自身の力で生き残るようなものを作ること。だからそれを作った人間は美しいものを作っただけで幸福。五千年前のメソポタミア、二百五十世代重ねた昔の人と、人の精神の基本形は変っていない。
第8回桑原武夫学芸賞受賞。
作品情報
< 目次 >
話のはじまりとギリシャの乙女
若くして死んだデロスの青年
ナイルを渡るガラスの棺
四千六百五十年前の船大工
シャカの隣に美女二人
出家のために妻を忘れる方法
ホメイニが消し忘れた女
牡牛に噛みつく獅子の図
サンダーバードに導かれて
まだ立っているトーテムポール
ケルト人はいなかった?
三度まで殺された男
あの魅力的な微笑への旅
石と木と永遠の闘い
チャンパという奇妙な国
過去は現在であるか
バビロンの流れのほとり
地中の宝物と発掘の原理
金属という素材の輝き
帳簿と碑文の間
韓の、童のような石仏
黄金の耳飾りの遠い起源
アステカの謎、カトリックの謎
ヤシュチランへの遠い道
モノに依らぬ幸福感
アボリジニと聖なるもの
ロンドンに帰る
メトロポリスにて
発売日:2004/4
出版社:集英社インターナショナル
入手困難
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公開:2008年09月17日 - 最終更新:2019年03月22日