書評
読書癖4
本書にはまず、保坂和志・中上健次から『ユリシーズ』の翻訳・『少年H』、生命の意味から援助交際まで、多様なテーマを論じた反権威的な文芸時評を収める。さらに、吉行淳之介・日野啓三・フォースターなど、読む楽しみに充ちた作家論・エッセーなど、25篇。自由=独歩の読書人による本をめぐる旅の軌跡、全四巻完結。
作品情報
< 目次 >
I
文芸時評1996年4月から1998年3月
II
リズムのドリル
空気と鉄の開花
時間と空間のホログラフィー
『便利のレベル』の先
二十年の贅沢
幸福な人生
日野啓三『光/聖岩』
ミッチェル・ワールドロップ複雑系 二十一世紀の科学革命』
『入澤康夫〈詩〉集成』
島袋善祐『基地の島から平和のバラを』
照屋林助『てるりん自伝』
セオドア・ローザック『フリッカー、あるいは映画の魔』
小熊英二『〈日本人〉の境界』
III
十六段の階段
事実と哀惜、それに意地
『砂の上の植物群』と性的実験
内なる批評家とのたたかい
彼岸へ渡る契機
海の上で暮らす
六冊の本
私的ロビンソン物語
星の王子さまへのオマージュ
ニュー・ヨーロッパの文学
E・M・フォースター『ハワーズ・エンド』
E・M・フォースター『ファロスとファリロン』
発売日:1999/4
出版社:みすず書房
この作品のレビューを投稿しませんか?
cafe impala では、読者のみなさんのレビューを募集しています!
» レビューについて
レビュー投稿ガイドライン
- 投稿は400字以上を目指してください。
- 投稿いただいたレビューは、cafe impala 編集部の承認後、サイトに表示されます(投稿後、すぐに表示はされません)。
- サイトに表示されたレビューは、impala.jp 内の複数媒体 [単行本版/文庫本版/impala e-books (電子書籍)版] に共通して掲載される場合があります。
- 投稿レビューの著作権は、投稿された方にあります。ご自身のレビューは、後日他のサイト等でも利用することができます。
- 投稿に際して入力していただく個人情報は、cafe impala の制作運営に関連するcafe impala編集部、impala e-books編集部からの連絡に限り利用させていただきます。
この作品のレビュー
レビューはありません。
公開:1999年04月16日 - 最終更新:2019年03月22日