共著・編著/小説/短篇集/絵本
南の島のティオ(3)
池澤夏樹とウノサワケイスケとのコラボレーションで生まれた、新たな『南の島のティオ』第3弾。
本作品は1992年楡出版にて書籍化(小学館児童出版文化賞)、その後文春文庫となる。今回新たな前書きを加え、児童にも読みやすいよう一部の漢字に読み仮名をふり、多数の美しい挿絵を掲載して刊行(3巻に分冊)。
少年ティオの視点で描かれた南の島に生きる人々の人間模様と不思議な出来事。読むうちにまるで魔法にかけられたかのように現実とも異世界ともつかない場所へ連れ出される。池澤夏樹の文学世界とウノサワケイスケのアートワークが溶けあった、伸びやか、かつ繊細な、珠玉の3冊。
『南の島のティオ(3)』は、「星が透けて見える大きな身体」「海の向こうに帰った兵士たち」「エミリオの出発」「あとがき、あるいはティオの挨拶」を収録。
島じゅうが可愛がるアコちゃんが原因不明の病にかかる。天の世界へ連れ去られそうになるアコちゃんを取り戻すため、ティオは透きとおった身体を持つ〈天の者〉に談判する---
作品情報
発売日:2025/12/01
発行:岩崎書店
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この作品のレビュー
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公開:2025年12月22日 - 最終更新:2025年12月22日


