小説/短篇小説/短篇集
短篇集骨は珊瑚、眼は真珠
集英社e単行本
ぼくは不安な気持ちを持ったまま、幸福にやっていくよ。――「眠る人々」より
沖縄の聖地久高島でかつては十二年に一度行われていた祭り、イザイホー。夢の中で、その祭りに巫女として参加している自分を見つける「眠る女」。
亡くなった夫の骨を砕き海に撒く妻。遠くからそっと見守る夫がやさしく語りかける「骨は珊瑚、眼は真珠」。
人類が死滅した地球にただ一人残された男がその死に向かって旅をする「北への旅」、絶滅寸前のシマフクロウが微かな命をつなぐ「最後の一羽」。
根源的な淋しさと淡い幸福感。
静かに、美しく、詩的な言葉で綴られる9つの物語。
収録作「鮎」は野村萬斎の演出により新作狂言として上演されている。
作品情報
< 目次 >
眠る女
アステロイド観測隊
パーティー
最後の一羽
贈り物
鮎
北への旅
骨は珊瑚、眼は真珠
眠る人々
発売日:2020/04/24
発行:集英社
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公開:2020年06月15日 - 最終更新:2020年08月29日