共著・編著
鉄の時代 (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 Ⅰ-11)
池澤夏樹=個人編集 世界文学全集
反アパルトヘイト闘争の激化するケープタウン。黒人への暴力と差別を目の当たりにし、やがて浮浪者に看取られることになる女主人公の苦悩に満ちた遺書。ノーベル賞作家の傑作、初邦訳。
〈ぼくがこの作品を選んだ理由 池澤夏樹〉
差別はすべての国、すべての社会にある。しかしその心理をたいていの人は理解しない。理解するまいと思っている。差別が制度化された南アフリカで、クッツェーは差別がどう人の心を歪めるかを巧妙に書いた。彼の硬い鉄のペンが人の心のいちばん柔らかい部分を描いてゆく。
作品情報
発売日:2008/9/11
出版社:河出書房新社
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この作品のレビュー
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公開:2015年11月03日 - 最終更新:2019年03月18日