小説
氷山の南
21世紀の冒険小説がいま立ち現れる
18歳のジン・カイザワは南極海から氷山を運ぶプロジェクトに潜り込み、
船上でさまざまな知的冒険と難問に出会う。
彼が最後に見るものは?
2016年1月、18歳のジン・カイザワは南極の氷山曳航を計画するシンディバード号にオーストラリアから密航する。乗船を許されたジンは厨房で働く一方、クルーや研究者たちのために船内新聞をつくることに。他民族・他宗教の船内で、ジンはアイヌの血という自らのルーツを強く意識する。女性研究者のアイリーンとともに、間近でみる氷山に畏敬の念を覚えるジン。真の大人になるための通過儀礼を経て、プロジェクトに反対する信仰集団と向き合う。このプロジェクトの行方は……
作品情報
< 目次 >
・密航者
・パンと新聞
・海と空と氷
・クジラは歌う
・氷山の上で
・アイシストとオペラ
・タグボートが曳く荷
・吹雪のストーリー・タイム
・北に向かう
・ドリーミング
・凍った大陸で
・熱気と冷気
・自分への試練
・海への別れ
発売日:2013/3/23
出版社:文藝春秋
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この作品のレビュー
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公開:2012年03月23日 - 最終更新:2019年03月22日