共著・編著

枕草子/方丈記/徒然草
(池澤夏樹=個人編集
日本文学全集07)

池澤夏樹=個人編集 日本文学全集

翻訳:酒井順子、高橋源一郎、内田樹

自然や人間の本然を鋭い感性で綴った、現代に通じる三大随筆。斬新な新訳で全訳収録


随筆とは筆に随うの意である。それで筆がどれほど自在に遠くまで人を連れ出すことか。
現代の日本人の感受性はこれらの随筆に由来すると言ってもいい。――池澤夏樹

<新訳にあたって>
酒井順子(枕草子)
枕草子と向き合う時間は、親しい友と語り合うかのように流れてゆきました。千年前にも「気が合う人」はいるという喜びを、読者の皆様にお届けできればと思います。

高橋源一郎(方丈記)
「方丈記」は、この国の歴史上、もっとも短くてなおかつ有名な散文だ。乱世と天変地異が続いた動乱の時代に生きて、作者は極限まで「書かない」ことを選んだ。その謎に迫りたい。

内田樹(徒然草)
「現代語への翻訳」というときの「現代語」とはどういう言葉を指すのか、考えるとよくわかりません。とりあえず、「自分がふだん使っている言葉」なら現代語だろうと思って訳しています。

「春はあけぼの……」一条天皇の中宮定子に仕えた宮中での生
活を英知とユーモアの筆致で綴った平安の清少納言「枕草子」。
「ゆく河の流れは絶えずして……」波瀾に満ちた人生を送り、
鎌倉前期の大火や地震などの自然災害や人災に見舞われた体
験を綴った最初の災害文学・鴨長明「方丈記」。「つれづれなる
ままに、日くらし硯にむかひて……」鎌倉末期の無常観に基づいた随想や
人生訓を鋭い洞察で記した兼好「徒然草」。現代の名手による
新訳・全訳で収録。

解説=池澤夏樹
解題=枕草子 藤本宗利
方丈記・徒然草 浅見和彦
◎月報=上野千鶴子・武田砂鉄
◎帯写真=花代

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    作品情報

    発売日:2016/11/12
    出版社:河出書房新社