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共著・編著

巨匠とマルガリータ
(池澤夏樹=個人編集
世界文学全集 Ⅰ-05)

池澤夏樹=個人編集 世界文学全集

著者:ミハイル・A・ブルガーコフ
翻訳:水野忠夫

作家協会議長の轢死を予告した魔術師が、モスクワ中に奇怪な事件を巻き起こす。悪夢のような現実をシュールにリアルに再構築した、20世紀を代表する究極の奇想小説。全面改訳決定版。

焼けつくほどの異常な太陽に照らされた春のモスクワに、悪魔ヴォランドの一味が降臨し、作家協会議長ベルリオーズは彼の予告通りに首を切断される。やがて、町のアパートに棲みついた悪魔の面々は、不可思議な力を発揮してモスクワ中を恐怖に陥れていく。黒魔術のショー、しゃべる猫、偽のルーブル紙幣、裸の魔女、悪魔の大舞踏会。4日間の混乱ののち、多くの痕跡は炎に呑みこまれ、そして灰の中から〈巨匠〉の物語が奇跡のように蘇る……。SF、ミステリ、コミック、演劇、さまざまなジャンルの魅力が混淆するシュールでリアルな大長編。ローリング・ストーンズ「悪魔を憐れむ歌」にインスピレーションを与え、20世紀最高のロシア語文学と評される究極の奇想小説。

 

〈ぼくがこの作品を選んだ理由 池澤夏樹〉

時として小説は巨大な建築である。これがその典型。奇怪な事件や魔術師やキリストの死の事情などの絵柄が重なる先に、ソ連という壮大な錯誤の構築物が見えてくる。この話の中のソ連はもちろん今の日本であり、アメリカであり、世界全体だ。

 

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    作品情報

    発売日:2008/4/11
    出版社:河出書房新社